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ハウスメーカーとデベロッパーの間をのらりくらり。興味のまま動くこともありますが、出来るだけ得になることをお伝えします。

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【住宅ローンの基本】ウチはいくら借りれるの?分からないことを解消!

① 住宅ローンのメリットを知りましょう
元本・利息・金利の意味を理解しましょう

② 大体の借入れ額と返済額をイメージしましょう
⇒妥当な借入れ額を算出しましょう。

③ 事前審査を利用しましょう
⇒ローン事前審査は金融機関によって重視する内容が異なります、審査項目等を確認しましょう

④ 借り入れ諸費用は早めに知りましょう
⇒金融機関によりかかる諸費用の項目や金額がことなります、比較整理しましょう

物件探しを始める前に、まず決めておかなければならないのが予算検討です。住宅購入において、予算のべースとなるお金は「自己資金」「援助金」「借入金」の3種類
自己資金が少なくても、銀行から借りれば、より高額な物件にも手が届きますが、大切なのは返済額を考慮することになります。そこで必要になるのが、住宅ローンです。

住宅ローンでは、自身の年齢や職業など様々な事情により借入できる額が異なります。
これがわからないと建築予算はもちろん、建築時期にも影響がありますのでまずは住宅ローンの借り入れについて知っておきましょう。

 

家づくりの第一歩は、

「住宅ローンをいくら借りるか」を決めることです。

住宅購入予算を考える

まずは、ざっくり住宅購入予算を考えてみましょう。ここでは、簡単な予算算出の方法をお伝えします。

① 収入から1ヶ月の返済可能額を算出

返済上限額をまずは知りましょう

年収 × 年収負担率25% ÷ 12ヶ月 = 1ヶ月当たりの返済上限額

② 維持費を差し引いてリアルな返済額を算出

毎月かかる織持費を考慮しましょう

1ヶ月当たりの返済上限額 ー 維持費 = 1ヶ月のリアルな返済額

③ いくら借りるのが妥当か計算

妥当な借入額を算出しましょう

1ヶ月のリアルな返済額 ÷ 100万円当たりの月々の返済額 ×100万円 =妥当な借り入れ額

◇100万円当たりの月々の返済額

金利 15年 20年 25年 30年 35年
0.8% 5,897円 4,510円 3,679円 3,125円 2,731円
1.0% 5,985円 4,599円 3,769円 3,216円 2,823円
1.2% 6,073円 4,689円 3,860円 3,309円 2,917円
1.4% 6,163円 4,780円 3,953円 3,403円 3,013円
1.6% 6,253円 4,872円 4,047円 3,499円 3,111円
1.8% 6,343円 4,965円 4,142円 3,597円 3,211円
2.0% 6,435円 5,059円 4,239円 3,696円 3,313円
2.2% 6,528円 5,154円 4,337円 3,797円 3,416円
2.4% 6,621円 5,250円 4,436円 3,899円 3,522円
2.6% 6,715円 5,348円 4,537円 4,003円 3,629円
2.8% 6,810円 5,446円 4,639円 4,109円 3,738円
3.0% 6,906円 5,546円 4,742円 4,216円 3,849
スクロールできます

④ 自己資金を足して総予算を出す

(妥当な借り入れ額 + 自己資金&援助金) ÷ 諸費用1.07程度 = 理想の物件価格

住宅ローンの基礎

ローンとは

ローンとは貸付という意味ですが、お客様にとっては「お金を借りること」を意味します。

商品を購入する際、手元に資金がない場合に用いる手段がローンです。つまり夢の実現の前倒しができるのが住宅ローンのメリットです。

ローンの種類

借入目的別に使途が限定されたローンと、使途が自由なローンがあります。
住宅や車・結婚など使途が限定されているローンは使途が自由なローンに比べて金利は低めに設定されています。

なかでも住宅ローンは借り入れ額が高額となるため他のローンに比べて返済期間や金利など、借り入れ条件が最も優遇されています。

元本と金利と利息

借り入れをした資金のことを「元本」「利息」とはお金の使用料(手数料)金利」とは元本に対して支払う利息の割合のことです。一般的には「1年間の金利」のことです。

住宅ローン借り入れに際して

借り入れ審査

住宅を購入する前には必ず、融資を受けることができるかを審査をしなければなりません。

審査書類に免許証・健康保険証・建築計画の概念などを添えて金融機関に提出します。

金融機関によって審査基準は異なりますので、1つの金融機関で通らなくても他のところでは通るということもあります

また民間金融機関では通らなくてもフラット35なら通る場合もあります。

主な審査項目と内容

一般的な審査項目です。この条件に当てはまらなくても審査に通る場合もあります。

「80歳完済」が条件である住宅ローンを、50歳の方が借り入れする場合最長何年のローンを組むことができるのでしょうか?「80歳-50歳=最長30年ローンが可能」ではありません。正解は「80歳-51歳=29年ローンが可能」です。

なぜ50歳を51歳として計算するかというと、「1か月単位の年齢は1年に切り上げる」というルールがあるためです。

一方、実際の完済は80歳ではありません、50歳5ヶ月から丸29年経過した79.4ヶ月でローン完済となります。

返済負担率

■年収450万円の方が3,000万円を35年で借りる場合
⇒借り入れの審査は実際の金利ではなく審査金利で判断されるので注意

借り入れ諸費用

住宅購入の際には、下記借り入れ諸費用以外にも様々な費用が掛かります。建築請負契約に貼る収入印紙代、土地建物の登記費用、火災保険料、団体信用生命保険料などがあります。

まとめ

借入れ可能額と返済可能額を確認した上で
借りられる上限いっぱいまで惜りるのはやめておきましょう。

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